Vagabond Shoes

Now we are in Bali, Indonesia. 2009年末から旅に出ました。

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ハマ

AleppoからHamaへ移動したときのお話。

長距離バスが発着するAl-Ramuseh Garageに行くべく、市バス乗り場に向かう。
途中通り過ぎたNational Museum。
博物館や美術館は二人とも好きですが、ここはあまりいい評判を聞かないのでパスしました。
エントランスのこの石像を見て、『・・・。やっぱり行かなくて良かったな~。』とシリアには失礼ですが思ってしまいました。
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ガレージュ行きの市バスはこの大きな公園横から出発。乗車賃5SYP/人。
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バスに乗ることほんの15分、Al-Ramuseh Garageに到着。
Al-Ahliahというバス会社で、ハマHAMAまでのチケットを購入。
乗車賃は95SYP/人。
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ちょっとボロい今日のバス、9:10発車。
キャラメルサービスとウォーターサービス付きです。
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いつもどおり何も無い道をひたすら走る。あるのはオリーブの木だけ。
10:45、ハマのPullman Garageというガレージュに到着。
ここから市街地までは、セルビス(乗り合いバン)で行きます。乗車賃は5SYP/人。
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ここでちょっとハマ情報。

ハマはシリア第4の都市で人口は13万人。

かつては、ヒッタイト王国の最南端の都市で、聖書にも「ハマテ」という名で登場します。

ハマテ王国はイスラエルのダビデ王朝と友好関係を結び、ダビデ王長のソロモン王はここに倉の町を建てました。

しかし紀元前721年、アッシリアに征服され市民は捕囚として連れて行かれてしまいましたが、同じように捕らえられたイスラエルの民のうち、一部は許されてこの地に移り住みました。

その後、セレウコス時代にエビファニアと呼ばれて栄え、アイユーブ時代にはハマと呼ばれて再び栄えました。

ちなみにアイユーブ朝とは、エジプト、シリア、メソポタミアなどを支配したイスラム系の王朝です。

最後の地方政権であるハマ・アイユーブ朝は1342年まで存続しました。

この時代にハマの名物である水車が造られるようになり、高台にある農地に水を送ったそうです。

近年の歴史では、1979年から1982年にかけてイスラム原理主義者と政府の戦いがあり、政府はこの街に大規模な爆撃を行いました。

20万人弱の人口のうち1万人から2万5千人が犠牲になり、そのほとんどが一般市民だったと伝えられています。

政府軍が勝って今は落ち着いています。



さて続き。
宿は目星をつけていたCairo Hotelにチェックイン。クロックタワーのすぐ横で、とても便利な立地です。
冷蔵庫、トイレ、ホットシャワー、TV、FAN、ベランダ、(超低速)無料WIFI付きで1000SYP(値引きには応じてくれず・・・)
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ハマの名物である水車を見に出掛けました。
川の水面が町より低かったため、水を汲み上げるために14世紀に造られました。
基本はギリシャ・ローマ様式で、以前は32台あったが今は16台しか残っていないそうです。
大きな音を出汁ながら、ギシギシとゆっくり回っています。
オールドタウンの入り口にある水車、大きい!水しぶきが飛んできます。
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この人、水車に乗ってグルグル回転してました。あそんでるんだろうか。
下に並んでいる3つの頭が気になる。ピカっ!
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川の流れはとても穏やかなのに、どうやって水車を回転させるのか不思議に思っていました。
細い水路を作って水流を速くして回転させてるんですね。知恵だなぁ、エコだなぁ。
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細い路地をウロウロ。
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次はAl-Nuri Mosqueにやってきました。
ここは十字軍と戦ったイスラム教徒の英雄サラディーンの叔父さんNureddinが12世紀に築いたモスクだそうです。
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ここはモスク自体よりも、その横に設置された水車で有名。
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ここハマのオールドタウンは、政府による1982年の爆撃でほぼ壊滅してしまいました。
これは爆撃前のオールドタウン。モスクに飾られてた写真です。
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これも爆撃前。
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そしてこれが、未だに残る破壊された建物。
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無残な姿。
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右岸にも、建物の土台だけが残っています。
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子供達が川に飛び込んで遊んでいます。何度も何度も飽きることなくダイブしていました。
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ランチはフムス(ヒヨコ豆のペースト)とファラフェル(豆コロッケロール)。
写真はフムス、薄いナーンにつけていただきます。
フムスは美味しいうえに、美容にもいいとのこと。お会計は合計60SYP。
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日中は暑い・・・
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食料マーケット発見!潜入。
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オリーブ屋さん。いくつかの店でオリーブを買って食べてみましたが、あんまりパッとした味ではありませんでした。
味が良くないから石鹸に加工するんだろうか・・・。
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ここのチーズ屋さんで、モッツァレラチーズをゲット。
135SYP/kgのチーズを20SYP分購入。拳一つ分くらいです。
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マーケットでの戦利品、オレンジ30SYP/kg、いちご75SYP/kg、トマト20SYP/kg。
ほかにはバゲット10SYP/本、チョコペストリー10SYP/個を購入。
宿は朝食が別料金で150SYP/名、なので朝食の食材を自分達で調達してしまいました。そのほうが美味しいしね。
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ところで、ハマでは少なかったですが、シリア人はけっこうボってきます。
2~4倍くらいふっかけてくるのは当たり前でした。
(それでも日本に比べて高くは無いですが)
物によりますが、シリアの価格に0を一個つけると日本の感覚に近いのかなぁ、となんとなく感じました。
この感覚で、あんまり高い値段を提示してきているときは買わない様にしています。
ぼっている場合は、「じゃ要らない。」と引き下がると、簡単に値段が半額になることも良くあり、面白いです。


あまりに暑いので、夕方まで部屋で過ごし、再度外出。
ホテルからは約1.5キロ離れたところに4つの水車が並んでいる場所があるので、オロンテス川沿いをブラブラと歩いてでかけます。
この時間になるととても涼しくて、たくさんのシリア人達が芝生の上でピクニックをしています。
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水車が一番よく見える場所には、大きなレストランが陣取っていて良く見えません。。。
どこかに見えるところが無いかな~、と更に先に歩き、橋を渡ってグルリと対岸へ。
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川沿いにある農家の前を通りすがった時、オジサンに挨拶すると、自分の敷地に招きいれてくれ、ぜひ水車を見て行くようにと言ってくれました。
嬉しいな~、高台にあるのがオジサンの家です。
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オジサンの敷地内を水車に向かって歩く。
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水車が見えてきた!
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おぉーー、接近できるじゃありませんか!!なんという最高の立地!!
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近くに行くと、水しぶきを上げて水車の回る姿が迫力満点!!
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大きいな。しばらく水車を眺めて、満足した後、オジサンにお礼を言って帰りました。
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帰り道で羊の群れを発見。狭い場所で良く飼っているなぁ。
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子供が寝ています。手伝いお疲れ様。
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19:40、やっと夕暮れの時間。
あとはインフォメーションセンターに行って、無料のシティマップを貰い、ハマ郊外の観光地までの行き方などを教えてもらいました。事務所を閉める直前におしかけて申し訳なかったのに、コーヒーまでご馳走になってしまいました。
インフォメーションセンターによれば、水車の前のレストランは、何も注文しなくても水車見せて!と言って座っていいよ、とのことでした。ホンマかいな・・・。
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マーケットの中にある定食屋さんに入ってみました。
串焼き、肉がサンドされた大きなナン数枚、ミンチ肉の乗った小さなパン、野菜サラダのセット。
二人分で合計100SYPでした。
お店の人達が明るくていい人達でした。
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