Vagabond Shoes

Now we are in Bali, Indonesia. 2009年末から旅に出ました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

シリアビザ

シリアビザはテヘランで取得しました。

日本人は国境でアライバルビザ、もしくはトランジットビザが取れるという話は耳にしていたのですが、係官の仕事が遅いことでは有名な中東で、ビザ申請にモタついてバスに置いて行かれても困るし、また建前上は「自国にシリア大使館が無いパスポートホルダーは、国境でアライバルビザを発行する。しかし、シリア大使館がある場合は、自国でビザを取得するべし。」となっており、そういう原則に忠実な担当官に当たると、追い返される可能性もあるので、事前に取る事にしました。

さて今回もシリアと仲の良いイランなら、ビザも取り易いに違いない、という勝手な理由でビザ取りに突撃してきましたが、結果的に15日滞在、有効期限2ヶ月のダブルエントリーが即日(※実際には申請書を取りに行くのにもう1日かかっています。)で取れました。必要要件は日本大使館のレターと写真一枚、740,000IRRでした。

アライバルビザは24USDで取得できるので、国境で取ったほうが安くあがります。
(IRR/JPY=0.01、USD/JPY=91、2010年4月)


さて、まずはレターです。
Imam Khomeini駅から地下鉄に乗ること10分(往復4500 IRR/人)、Shahid Behesti駅で下車し向かうは日本大使館。

レター自体は、待ち時間15分ほどですぐに発行してくれました。


大使館では2つの興味深いことに遭遇しました。

1つ目は大使館内の壁にあった掲示。

それはイラン人男性と結婚した日本人女性のトラブル例。以下内容。

①イラン人男性と結婚して幸せな新婚生活を送っていたA子さん。あるとき夫がヨーロッパ出張中に、緊急に日本に里帰りすることになりました。しかしA子さんは日本に行くことができませんでした。なぜならA子さんのパスポートは夫のパスポートに併記されており、夫が出張で持ち出していたから。

→解決策:A子さん個人のパスポートを作成しましょう。


②イラン人男性と結婚しているB子さん、夫の出張中に日本の父親が急病ということで緊急帰国する必要が生じました。しかしB子さんは、夫からの出国許可を得ていなかったため、夫の帰宅まで長いこと待たなければならず、辛い思いをしました。

→解決策:夫から数次の出国許可を取得しておきましょう。


ほぉ~。

イラン人妻は、出国するのに夫の許可が必要なのですね。しかもパスポートに併記という方法があるんですね。
国によっていろいろ方法があるものだ。。。

ちなみに、イラン人の妻となった日本女性は、両国のパスポートを持つことになり、イラン出国はイラン国籍のパスポートをつかい、日本入国は日本のパスポートを使うそうです。


さて2つ目の興味深かったことは、大使館の窓口はマジックミラー式となっていて、マイクを使って向こう側にいる大使館員と話す作りになっていたことです。こちら側からは自分の顔を見て話すので、とても変な感じがします。

なぜこんな事になっているかの説明書きが、やはり壁に掲示されており、内容を読むと、「本来は顔を見てお話しするべきところなのですが、皆様と職員の安全を鑑みた結果、このような処置を採らせて頂いております。」と書かれていました。

推察ですが、おそらく、イラン人の訪日ビザについての要件が近年厳しくなり、なかなか取得できないようになっている事と関係があるのでしょうか。
しかし、ここまでの処置をするのには、ビザを取れない腹いせに大使館員に対して何らかの嫌がらせ行為が過去にあったのかもしれません。
現場ではさぞかしご苦労があったのかと拝察しましたが、それにしても異様な風景でした。
また、マジックミラーにすることで、大使館員以外の「皆様」の安全が守られることになるのかは不明でした。


さてレターをGetした後はシリア大使館に向かいます。

在テヘランシリア大使館ですが、市中心地からはちょっと離れたところに位置しています。

アールジャディーン広場(北バスターミナル)から発車する国営バス#10-25が、シリア大使館から徒歩1分の距離にあるバス停まで運んでくれるので便利です。大使館のあるバス停までは、時間にして(非渋滞時で)20分ほどです。角に八百屋がある交差点を過ぎ、MANGOの看板が目印です。

アールジャディーン広場まではホメイニ広場の北西の辺りから民営バスが頻発しています。

民営バスは車内で現金払い(1250IRR/人)できますが、国営バスは事前にチケット(250IRR/枚)を買う必要があります。


さてシリア大使館ですが、建物内部には入れてくれず、要件がある人は、門の脇にある小さな小窓をノックして担当者と話す仕組みになっています。

発行自体は提出日と同日だったのですが、とても時間がかかります。というのも、前日に一度訪ねているのですが、その時には3時間待って申請用紙を貰えただけでした。

担当官に、記入して翌日11時30分に来るように言われたので、言われたとおり次の日に書類を提出すると、今度は13時まで待てという。しかし時間になっても小窓が開く気配は無い。。。

イラク人やタジキスタン人、いろんな人がきて皆、「まだか~!!」と代わる代わるに小窓をノックします。

5 聖職者


しかし小窓が開く気配は全くありません。

待つこと1時間。
14時にやっと開き、必要な料金を支払いましたが、「しばし待て」とまたお預け状態。

あまりに暇なので、ポリスの兄ちゃんたちと会話しながらペルシャ語を教えてもらっていました。

更に待つこと1時間、ようやくビザの張られたパスポートを受け取ることが出来ました。

その場でずっと一緒に待っていた、タジキスタン人の爺ちゃんや、砂糖の輸入許可を取りに来ていたイラン人達と、やっと取れたー!良かったね~、と握手を交わしたのでした。

そういえばタジキスタンのじいちゃんは、字がかけないので代わりに書いてやってくれと大使館の担当官に言われたときは困りました。

日本人にそんなこと頼まないで・・・。


お役所ですから仕方ありませんが、その気になれば30分で終わる仕事のはずなのに、1日仕事(実質2日)。
立ちっぱなしの長い待ち時間でした。やれやれ。

今日もいい天気でした。
スポンサーサイト

« アレッポ|Top|シリア入国 »

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://dariohaniko.blog3.fc2.com/tb.php/72-9cd77353

Top

HOME

ダリオ&ハニコ

Author:ダリオ&ハニコ
夫婦で旅してます。

この人とブロともになる

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。