Vagabond Shoes

Now we are in Bali, Indonesia. 2009年末から旅に出ました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ガジアンテップ博物館

さてさて、この町での我々のお目当てはガジアンテップ博物館。

ここには、ガジアンテップから東へ約50km、ゼウグマ(Zeugma)という遺跡から発掘されたモザイクが展示してあります。

ゼウグマは、ユーフラテス川のほとりにある古代コンマゲネ王国の都市。

紀元前300年、アレキサンダー大王の部下であったセレウコス1世によって建てられた都市で、当時の名前はセレヴカヤ・ユーフラテスといいました。

セレウコス1世の娘がコンマゲーネ王国のミトリダテス1世と結婚すると、セレヴカヤ・ユーフラテスはコンマゲーネ王国領となります。

紀元前64年にローマ帝国によって占領された後に、都市名がゼウグマとされました。

ゼウグマとは「橋のそば」という意味であり、その言葉どおり、ユーフラテス川に橋がかけられ、シルクロード上の中継地点として町は大いに発展したそうです。

特に2世紀から3世紀にかけて最も発展し、博物館に展示されているモザイクもこの時期に作成されたものです。

ところが、256年、サーサーン朝ペルシャに攻められ、火をはなたれ壊滅状態になります。

遺跡の発掘作業は、1987年からガズィアンテップ博物館と海外の発掘隊によって始められ、1996年には近くに建設中のビレジク・ダムの下に沈む予定となっていたため、急ピッチで進められました。

それによって、浴場や競技場、また緻密で芸術的なモザイク画を敷き詰められた貴族の邸宅跡などが次々と出現。

2000年10月についにビレジク・ダムが完成し、悲しくもゼウグマ古代都市のほとんどは水に沈んでしまったということです。

ゼウグマ遺跡の特徴はユーフラテス川から収集された色とりどりの石でできたモザイク画で、多くのギリシャ神話の登場人物が描かれています。

では、博物館見学の様子をどうぞ。入場料は3TRY/人。

ゼウグマ遺跡全貌。
ユーフラテス川沿いの絶景ポイントに位置します。
さぞかし豪華で美しい建物だったんだろうな~。
この部屋のひとつひとつに敷かれていたモザイクをこれから見学します。
P5168858.jpg


発掘作業の様子。見ての通りひとつひとつの作品はとても大きいです。
地面の下から、こんなの出てきたらゾクゾク、わくわくだよな~。
P5168859.jpg


保存状態はとても良く、色も鮮やか。
ペルセポリスといいポンペイといい、燃えてしまって放棄されたほうが、変に手が入ったりせず、後世まで残るのだろうか。
P5168860.jpg


P5168865.jpg


ポセイドンの間。魚介類がリアルに描写されています。
P5168868.jpg


周囲をグルリと囲む顔の連続が恐い。こんなの家にあったら落ち着かないなぁ。
P5168882.jpg



フレスコ画も色鮮やかに残っています。
P5168885.jpg


昔のローマ人は、こういう部屋に寝転がりながら食事をして、ワインを飲んで、余興を楽しんだそうです。
そしてお腹いっぱいになると、鳥の羽で喉を刺激して吐き、また食べ続けたそうです。
P5168889.jpg


牛に化けたゼウスが乙女を誘惑するの図。
P5168891.jpg


これもゼウスが乙女を襲うの図。
神話では、ゼウスは嫉妬心の強い奥さんのヘラに隠れて、いろんなところで乙女を誘惑します。
P5168894.jpg


戦の神MARSの像。見事なおけつプリッです。
不動明王を思い出すような、憤怒に見開かれた瞳が印象的でした。
P5168902.jpg


これはOKEANOS & TETHYS。女性の寄り目が印象的。男性は川の神様だそうです。
P5168905.jpg


このくらいなら家にあってもイイネ~。
P5168907.jpg


THE GYPSY GIRL。ガジアンテップのお宝で、街中この作品のポスターが貼ってあります。
サイズは長辺が約80センチ、モザイクは約1 センチの正方形。
失われた下部分はトレジャーハンターに持ち去られたそうです。
P5168920.jpg


ガラス製品も展示。でもトルコ語の解説のみなので、内容不明。
P5168939.jpg P5168940.jpg


こんなグラスでキンキンに冷えた日本酒を飲んだら、さぞウマかろうに。
P5168944.jpg


見応えのある博物館をじっくり見学すること2時間超、スーパーでお買い物をしてホテルに戻りました。
有機栽培の真っ赤なトマトが美味しいオーラを発していて、おまけに甘い香りがプ~ンと漂ってきたので、思わず購入。1キロ1.49TL安い!!!

関係ないけど、近頃ダリオの髪が『三丁目の夕日』の茶川龍之介のようになっているので、そろそろ切らねば。。。


トルコの地方都市はそれほど見所がなく、それが逆にノンビリ出来て快適。

イランは見るべきものが多すぎて、日々のノルマがプレッシャーだった(笑)
スポンサーサイト

« ガジアンテップからギョレメへ|Top|ガジアンテップ »

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://dariohaniko.blog3.fc2.com/tb.php/63-632fe3ae

Top

HOME

ダリオ&ハニコ

Author:ダリオ&ハニコ
夫婦で旅してます。

この人とブロともになる

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。