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Now we are in Bali, Indonesia. 2009年末から旅に出ました。

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ルートについて3 国境とビザ

ビザは外国へ入国する際に必ず求められるものですが、経済交流を活性化させたいなどという両国間の思惑が一致すれば、相互に査証を免除することで障壁をなくし、移動がしやすくなります。
逆に両国間の関係が悪くなれば、その国へ渡航できなくなったり、査証を発行してもらうまで長い時間がかかったりします。

今回、いくつもの国を回るにあたって、ビザの要件を調べていると、日本旅券の保持者が、査証免除で出入りできる国は大変多い事に気がつきました。中国のパスポートでは、日本よりも査証免除で出入りできる国はもっと少ないです。
そのときは、ふーん、と言う程度の理解でそれ以上深く考えなかったのですが、今回の旅で在外中国人達の人数と、華僑達のネットワークと血縁関係で成り立つビジネスモデル、深夜遅くまで異国の地で逞しく商売をしている彼らの姿に圧倒されるに従い、あれだけ沢山の、しかも労働意欲の高い国民を大量に受け入れたらどうなるか・・・、このビザの話に、成る程!と合点がいきました。


世界には賃金水準が低い労働力があり、彼らは他国への出稼ぎに出ています。
受け入れ国側の企業としては、低コストで雇用できる外国人労働者は魅力的な存在ですが、当局としては無制限に受け入れると、自国の労働者の雇用が失われたり、不法滞在者が増加することで、税収の低下や社会不安を招くことにもなりかねず、一定の制限をかけたい思惑があります。
同様の理由で、アメリカとメキシコの国境には延々とフェンスが続いているし、ジブラルタル海峡ではアフリカ系の人々が簡素な船で死を覚悟してイベリア半島へ渡るのです。
ビザのシステムは、こんな政治的なバランスの上で成り立っているのです。


では、なぜ日本のパスポートはビザの事前取得が要らない国が多いのでしょうか?

先程と逆のケースを考えてみたらどうでしょうか。
自国に定職があり、買い物や観光で外貨を落としてくれる旅行者は、数日から数週間で帰国するので、とてもウェルカムな存在なのです。
これって、日本人の典型ですよね。だからどこでも歓迎されるのだと思います。

しかし、各国に入国しやすい日本人の偽造パスポートを利用して、アジア人労働者が不法入国するケースが増えているためか、日本人でもチェックを受けることもあります。
こざっぱりした身なりをしていれば問題ないと思いますが、長期旅行をしていると、日焼けした顔が現地調達した衣装に馴染んで、だんだんと怪しい風体になり、一体どこの国籍の人か不明な旅行者を見かけます。
かく言う僕自身もそうですが、こうなると目を付けられやすいのかもしれません。
特にインドでは、そんな白人を沢山見かけました。
彼らはけっこうなりきりを楽しんでいます。日本のアニメのコスプレがフランスで人気だというのも、なんとなくうなずける気がしました。


僕が係官に呼び止められたのは、今のところ2度、しかも空港ではなく、両方とも鉄道駅でした。
1回目は誰でも入ることの出来る広州駅の切符売り場、2度目はコロンボのFort駅でした。
内戦終結して間もないコロンボは、ライフルを持った警官が街のそこかしこにおり、鉄道駅でパスポート提示を求められても仕方ないかなと思ったのですが、広州はどうしてだ!?
中国人から見ても怪しく見えたのだろうか・・・?


つづく
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Author:ダリオ&ハニコ
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