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Now we are in Bali, Indonesia. 2009年末から旅に出ました。

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ニューグレンジ

2010年11月、ダブリン出発のバスツアーに参加した日のお話です。

いくつかのツアーから私たちがチョイスしたのはMary Gibbons Tour、60歳代(多分)のアイルランド人女性がコンダクターをする一番人気のツアーです。

前日にツーリストインフォメーションセンターで予約をし、お値段は35ユーロ/名(入場料込み)とちょっとお高め。しかしここはヨーロッパ、仕方あるまい。

さて、バスは10:15にピザハットの前で私たちをピックアップし、その後いくつかのポイントでお客さんをひろって出発です。

今日のお客さんは50人程、Maryさんすごいっ、大人気だね~。


ニューグレンジに行く前に、一箇所バスを降り立ち寄った場所がありました。
こんな静かな壁沿いを歩き・・・
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やってきたのは『タラの丘(英語:The Hill of Tara、アイルランド語:Teamhair na Rí)』
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アイルランド東部、ミース州の町、ナバンの南郊にある丘で、ケルト人の上王(大小の諸国で構成される連合国家の王)の戴冠式が行われたといわれます。

世襲の王族をもたなかった古代ケルト人は、各地方の豪族達のなかから最も人望のある者を上王として立てました。

上王はタラの丘に居を構え、祝祭、裁判、市を主催し、世界中からたくさんの人々がここタラの丘を訪れ、11世紀頃までケルト人の政治的、宗教的な中心地だったそうです。

今は何もない草原ですが、繁栄の時にも苦難の時にも、ケルト民族が立ち帰る神聖な場所、『アイルランド人の心の故郷』といわれる丘なのです。


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『風と共に去りぬ』のスカーレットが生まれ育ったのはアメリカのタラという架空の場所で、ここ『タラの丘』に由来します。

こんな綺麗ですが、地面は羊のウンコが所狭しと落ちているので、絶対にコケてはいかん!!
雨の多いアイルランド、タラの丘の草原もかなり湿ってツルツルしていたため、2,3人の女性が転んで泥だらけになっていました・・・かわいそうに・・・。


タラの丘を出発し、しばらくバスに乗り今日一番の観光ポイント『ニューグレンジ』にやってきました。
まずはオフィスでチケットを貰い、橋を渡ってしばらく歩きミニバス発着地に向かいます。
ニューグレンジ遺跡は完全に保護されており、一般人が簡単には近づけないようになっているため、数キロ離れたオフィスから専用のミニバスで遺跡の近くまで行きます。


オフィスからバス乗り場に行く途中に橋を渡りました。
これは『ボイン川 The River Boyne』。
全長が112kmと短いにもかかわらず、ボイン川は歴史的、考古学的そしてケルト神話の上でも重要な舞台となっています。 1690年7月1日、ウィリアム3世率いるイングランド・オランダ連合軍と、退位させられたジェームズ2世率いるスコットランド軍の間に行われた戦い『ボイン川の戦い Battle of the Boyne』でも有名です。
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アイルランドは湿地と岩だらけ。土地もやせているだろうし、暮らしにくいところだなぁとつくづく思います。
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冬は相当底冷えしそう。
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さて、ミニバスに乗りニューグレンジ遺跡のすぐ近くまでやってきました。
ニューグレンジ遺跡の周囲は、のどかな風景がひろがります。
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周囲がグルリと見渡せます。写真中心からちょっと右下にある小さな山も遺跡です。
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丘の上にあるのが超古代遺跡『ニューグレンジ(英語: Newgrange、アイルランド語: Sí an Bhrú)』。
世界遺産に登録されています。

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ニューグレンジは、今から約5000年前、紀元前3100年から紀元前2900年の間に建設されました。

放射性炭素年代測定によれば、エジプトのギザの大ピラミッドよりも500年ほど古く、ストーンヘンジよりも約1000年先行しているそうです。

ニューグレンジは発掘時に人骨が発見されたことから、死者の埋葬地、墓として使用されていたという説が有力ですが、宗教儀式の場だったという説もあります。

発掘から5000年もたっているのだから、長い年月を経るうちに使用目的も様々に変更したのでしょうね。


構造はこの通り。
専属の係員の案内で、長い廊下を通り、内部の部屋を見学することができます。
とても狭い部屋で、一度に見学できる人数は25人まで。
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これが内部への入り口です。
この渦巻き模様がニューグレンジ遺跡の特徴。
マルタ島で見た『ジュガンティーヤ遺跡』も模様とそっくり!
Maryに質問してみると、同時代の遺跡だが関連性はないと考えられているとの答え。
けれど、詳しくは不明との事でした。なんせ古い時代のものだものなぁ。。。。
もし関連性がないとしても、違う場所で、同じモチーフを石に刻んだ太古の人々がいたことは、とても面白いし、ロマンがあると思いました。
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こんな狭い廊下を、背中を丸くして歩いて行きます。
内部は写真撮影不可なので、以下内部の写真はKnowth.comさんから拝借。
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長い廊下の先は、こんな小さな部屋。ここが何らかの儀式が行なわれた中心部だったそうです。
1年で最も日が短い冬至の明け方、太陽光が長い廊下に真っ直ぐ入射し、この部屋の床を短時間だけ照らすように建設されています。
ツアーの最後に、係員さんが電気を消して、その様子を再現してくれました。 (写真はKnowth.com)
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そしてすごいのは部屋の天井。修復されたことがなく、5000年前からまったく手をつけていない状態だそうです。
5000年間雨漏りもしたことのない天井は、石がミルフィーユのパイ生地のように重なっています。
(写真はKnowth.com)
PB223237.jpg 


内部を見学できるのは、たったの10分。とても狭くて酸欠になりそうなので、これで十分・・・
あとは遺跡の廻りをグルリと見学。小石を積み重ねた外壁は、発掘後に修復がなされたそうです。
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遺跡をあとにしてバスに乗り込み、ツアコンMaryさんの止むことのない弾丸トークををバックミュージックに爆睡していると、あっという間、16時過ぎにダブリンに戻ってきました。
クリスマスツリーの後ろは中央郵便局。
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街はすっかりクリスマス仕様。買い物客で賑わいます。
PB223253.jpg 

では。
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