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Now we are in Bali, Indonesia. 2009年末から旅に出ました。

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パラティーナ美術館

パラティーナ美術館Galleria Palatinaを訪問した際のお話です。

メディチ家の住居であったピッティ宮殿内には、いくつかの美術館があり、その中で有名で最も素晴らしいコレクションを有するのがパラティーナ美術館です。

ピッティ宮殿は、元々は1457年にフィレンツェの銀行家ルカ・ピッティが建設に着手した宮殿でしたが、財政的問題とルカ・ピッティの死亡により、その建設は中断していました。

その後、初代トスカーナ大公であるメディチ家の当主コジモ1世が、体調を崩しがちになった妻エレオノーラ・ディ・トレドのためにピッティ宮殿を買い取り、中断されていた宮殿の建設が再開して完成させました。

多数の芸術家を支援したことで知られるメディチ家は、美術品の収集にも熱心でした。

ルネサンスを代表する膨大な名画や宝飾品が、時の当主の手によって集められ、これらが当時飾られていたのに近い形で見ることができるのがパラティーナ美術館なのです。



ピッティ宮殿。 (この宮殿全体像の写真はWikipediaから拝借)
800px-Firenza_Palazzo_Pitti.jpg


数ある素晴らしいコレクションの中から数点をご紹介。
フィリッポ・リッピ 『聖母子と聖アンナの生涯(トンド・バルトリーニ)』
フィリッポリッピ


ティッツィアーノ 『悔悛のマグダラのマリア』
471px-Tizian_010.jpg


ラファエロ・サンツィ 『小椅子の聖母』
聖母ラファエロ


ラファエロ・サンツィ 『ヴェールを被る婦人の肖像』
ラファエロの深い想いがこもった作品であるといわれています。確かに素人目にも気合が感じられる絵でした。
パン屋の娘・フォルナリーナがモデルといわれ、ラファエロはこの女性と恋愛関係にあったそうです。
しかし、懇意にしていたビビエーナ枢機卿から姪のマリアとの結婚話を持ちかけられ、ラファエロはフォルナリーナとの恋愛関係に終止符を打つものの、その想いは断ち切ることができず、婚礼衣装の婦人の肖像画として、その想いを表現したといわれます。
当初は、指に婚礼の証である指輪が描かれていたそうですが、この作品が公開されることになったため、上塗りされ消されてしまったそうです。
vela.jpg



ラファエロ・サンツィ 『大公の聖母』
トスカーナ大公であったフェルディナント3世が所蔵し、片時も手放すことなく身近に置いたほど、この作品を賞賛していたことから、このように呼ばれるようになったそうです。
最近の調査では、実はラファエロは当初美しい風景を背景に描いており、後年何者かが黒く塗りつぶしたという事実が判明したそうです。
390px-Raphael_-_Madonna_dell_Granduca.jpg


常設展のほかに、カラヴァッジョの特別展も催されており、とても見ごたえがありました。

またこの美術館の素晴らしいところは、さりげなく置いてある調度品の素晴らしさだと思います。

特に、美術館に入場してすぐのところにある『準貴石のモザイク装飾が施された八角形のテーブル』の素晴らしいことといったら!

ハニコは15年前に初めて目にした時、なんて美しいテーブルなんだろうと感動し、ずっと記憶に残っていたのですが、今回見てもやはり変わらぬ感動を受けました。

豪華なシャンデリア、美しい棚、重厚なカーテン、全ての調度品が絵画コレクションにひけをとらずに素晴らしく見ごたえがありました。
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ダリオ&ハニコ

Author:ダリオ&ハニコ
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