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Now we are in Bali, Indonesia. 2009年末から旅に出ました。

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サン・マリノ共和国

2010年10月にサンマリノ共和国を訪れたときのお話です。

イタリアの中に『サンマリノ共和国』という世界で5番目に小さい国がポツンとあるのを知っていますか?

私たちもつい最近まで知りませんでしたが、小豆島の半分以下という狭い国土ながらもれっきとした一国家なのです。

サンマリノ共和国のHPでは、以下のように紹介されています。

サンマリノの起源はマリヌスという石工職人が、ローマ帝国によるキリスト教迫害から逃れるために、ティターノ山という現在のサンマリノに位置するところに篭城、潜伏したことであるとされています。ちなみに、このマリヌスという人は「聖マリーノ」とも呼ばれており、それが転じて国名がサン・マリノとなりました。

中世には大国や隣国からの侵略を受けますが、その危機を武力と外交力の両面から乗り越え、一時的な占領を許したことはあるものの、最終的には独立を維持し続けています。

19世紀になると、ナポレオン戦争の処理を行うウィーン会議においても、サンマリノの独立は確認されています。

さらに、イタリア統一を目指すガリバルディをオーストリア軍からかくまい、その後のイタリア統一に尽力したことから、統一後のイタリアと友好条約を結び、この時にもサンマリノは独立国としての待遇を受けます。

1992年には国連に正式加盟し、イタリアだけでなく世界各国から独立国として承認され続けています。



リミニ駅前からバスに乗り、美しい農村をしばらく進むと、こんな岩山が見えてきます。
崖の上にあるのがサンマリノ共和国。 バスの運賃は4ユーロ/名です。
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バスはウネウネと山道を登り、こんな高い場所までやってきました。リミニ駅からの所要時間は40分です。
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サンマリノ共和国の旧市街に到着、街全体が世界遺産に登録されています。
サンマリノには消費税がありません。周辺のヨーロッパの国々より3割近く安価で買い物ができるとあって、ショッピングタウンとして人気の国なのです。
確かにレストランのメニューを見ると、全てがイタリアより安いです。
年間300万人の観光客が訪れ、経済の半分以上を観光収入によっているため、珍しい切手や記念コインの発行など、観光客誘致のため様々な工夫をしています。
1%台と非常に低い失業率、そして平均寿命もとても高く、保健・衛生もかなり整備されています。
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外務省のHPによる基本情報は以下の通りです。


国名:サンマリノ共和国(Republic of San Marino)

一般事情

1.面積 61.2平方キロメートル

2.人口 31,538人(2009年9月:サンマリノ経済企画局・統計センター)

3.首都 サンマリノ

4.言語 イタリア語

5.宗教 カトリック教

6.国祭日 9月3日

7.略史

 4世紀初頭、ローマ皇帝によるキリスト教徒迫害を逃れるため、マリーノという石工がこの地にたてこもり、信徒を集め共同体を作ったのが建国の伝説とされている。中世にも天然の要塞を利用し外敵の侵入を防ぎ、自由と独立を守り続けた。1631年にローマ法王により独立的地位を認められた。1862年にイタリアとの友好善隣条約を結び近代国家としての主権と独立を確立した。

政治体制・内政

1.政体 共和制

2.元首

執政2名。6ヶ月毎に議会の議員の中から互選し、毎年4月1日と10月1日に就任。

ジョヴァンニ・フランチェスコ・ウゴリーニ(2010年10月就任)
アンドレア・ザッフェラーニ(2010年10月就任)

3.議会

(1)構成 大評議会のみの一院制。任期は5年、定数は60名。

(2)選挙制度:比例代表制

4.政府

国家評議会。任期は議会の立法期に同じ。
首相職はなし。
アントネッラ・ムラローニ外務・政務・通信・運輸長官

5.内政

1. 戦後長年にわたりキリスト教民主党と社会党を中心とする左派勢力との連立政権が続いたが、2000年以後はキリスト教民主党、社会党、民主主義者党(旧共産党)及びその他の政党による連立の組み替えといった政治的に不安定な状況が続いた。

2. 2006年6月、任期満了に伴う大評議会選挙が実施された。キリスト教民主党は最多議席を獲得したものの他党との連立を実現できず、キリスト教民主党、社会党、民主主義者党の三党によるベラルディ内閣に変わり、7月末、社会主義者・民主主義者党、人民同盟、統一左翼による中道左派政権・ストルフィ内閣が誕生した。

3. 2007年10月23日、大評議会(国会に相当)において司法改革法案が否決されたことを受け、同日ストルフィ内閣は総辞職した。11月28日、従来の連立に中道民主主義者党(キリスト教民主党から分裂)を加えた4党連立による第2次ストルフィ内閣が発足した。

4. 2008年6月、連立与党の離脱により第2次ストルフィ内閣は総辞職、8月6日議会解散、11月9日繰り上げ総選挙が実施された。「サンマリノのための協定」連合(中道右派)が「改革と自由」連合(中道左派)に勝利し、12月3日ムラローニ内閣が発足。

外交・国防

1.外交

(1)サンマリノは四方をイタリアに囲まれており、歴史的・地理的・経済的に最も同国との関係が深い。イタリアとの友好善隣条約のもとに、通信や郵便等の運営協力を通じて同国と密接な協力関係にある。

(2)約90か国と外交関係を有する。

(3)従来からユネスコ、世界保健機関、国際労働機関等の国際機関に加盟しており、1992年には国連及びIMFにも加盟した。欧州内においては、 CSCE(現OSCE)(1972年)、欧州評議会(1988年)等のメンバーであるが、EUには加盟していない(伊との取りきめに基づき、通貨はユーロを使用。)

(4)2008年サンマリノ旧市街が位置するティターノ山のユネスコ世界遺産登録が実現。

2.軍事力

通常の意味での軍隊は存在せず、城塞警備隊、大評議会衛兵憲兵隊及び民兵隊よりなる護衛隊が任務にあたる。

経済

1.主要産業 観光、金融、繊維、電気、製陶等

2.GDP 992.57百万ユーロ(2006年:サンマリノ経済企画局・統計センター)

3.一人当たりGNP 22,630ユーロ(2005年:サンマリノ経済企画局・統計センター)

4.経済成長率2.4%(2005年:サンマリノ経済企画局・統計センター)

5.物価上昇率2.0%(2007年:サンマリノ経済企画局・統計センター)

6.失業率1.47%(2007年:サンマリノ経済企画局・統計センター)

7.総貿易額

(1)輸出 2,307百万ユーロ(2006年:サンマリノ外務省)

(2)輸入 2,310百万ユーロ(2006年:サンマリノ外務省)

8.主要貿易品目

(1)輸出 建築用石材、石炭、木材、栗、小麦、ワイン等

(2)輸入 消費財全般、食料品

9.主要貿易相手国 伊、東欧、南米、中国、台湾等(輸出の約85%は対イタリア)

10.通貨 ユーロ

11.経済概況 イタリア経済に大きく依存。

二国間関係

1.政治関係

(1)1961年、領事関係開設、1962年より名誉総領事を交換。

(2)1996年11月、外交関係開設。

(3)1999年3月、在本邦サンマリノ総領事館開設(2002年12月閉鎖)。

(4)2002年12月、在本邦サンマリノ大使館開設。

(5)2004年6月、在神戸名誉領事館開設。

2.経済関係

(1)日本からの輸入 約4.54百万ユーロ(2006年)(サンマリノ外務省)

(2)日本への輸出 約3.42百万ユーロ(2006年)(サンマリノ外務省)

(3)日本からの直接投資 記録なし

(4)日本人観光客がサンマリノを訪問しているが、イタリアからサンマリノへの入国審査はないため、日本人観光客の統計はない。

3.文化関係 特記事項なし。

4.在留邦人数 4人(2009年)

5.在日サンマリノ人数 1人(2009年)


さて、サンマリノの散策開始です。
街の端まで行き景色を眺めると、とんでもない場所に街が築かれていることがわかります。。。
高所恐怖症ハニコには、非常に苦手なシチュエーション。
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サンマリノの最も高い場所には、3つの砦が築かれています。
(崖の端に、左から第一の砦、第二の砦、第三の砦)
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到着したバスターミナルから10分も歩けば、第一の砦に到着します。
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こうして見ると、険しい崖の上に建物を造ったことが分かります。
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ちょっとあなたたち、危ないですよーーーー
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ギャーー!!綺麗だけど、恐すぎるーーー!!!足がすくみます。
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第二の砦に行くには、こんなおっかない道を通らなければいけません。
ちょっと首を伸ばして下を見ると、直角の崖。ガクガク。
空中を歩いているような気分です。
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第二の砦から見える第一の砦。
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高所にそびえ立つ建物を見ると、きまって思い出すのはスリランカのシギリヤロック。
シギリヤロックのイカれっぷりに勝る宮殿はそうあるまい。
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このお姉さんは、こんな危険な所で寛ぎ、サンドウィッチをぱくついていました。
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これが第二の砦。
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そして第三の砦は、ずーと右の奥に見える細い塔。
かなり遠そうなので、軟弱な私たちはここで引き返すことに即決。
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紅葉がとても綺麗です。ベンチもたくさんありますし、レジャーシートがひけそうな芝生もあちこちに。
ピクニックセットを持った家族連れをたくさん見かけました。
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ほんの2,3時間で街の全てを見終わってしまうコンパクトさ。
午後になって大勢の観光客で混みあってきたので、私たちは地元ワインを購入して、早々にリミニに戻ることにしました。イタリアでは、日曜日は商店が閉まってしまいシンミリと寂しいけど、サンマリノはさすが観光大国、閉まっていたのは役所だけでした。イタリア滞在中、日曜日を過ごすのに最適な場所だと思います。
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今日もよく遊びました。

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