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Now we are in Bali, Indonesia. 2009年末から旅に出ました。

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ウィーン造形美術アカデミー絵画館&市場

2010年9月に造形美術アカデミー絵画館と市場を訪れたときのお話です。

造形美術アカデミーは伝統ある名門美術学校で、そのワンフロアが絵画館になってます。

この学校は、クリムトやエゴン・シーレが通った学校として有名ですが、青年期に画家を目指していたアドルフ・ヒトラーが受験に失敗した学校としても知られています。(同年合格者のなかにはシーレがいたそうです)

もしヒトラーが合格していとしたら・・・・歴史のIFですね。


宿からメトロを乗り継ぎ絵画館へとむかいます。
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アール・ヌーヴォーなデコレーションを施された建物が並びます。
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造形美術アカデミー絵画館、入場料は7ユーロ/名(ウィーンカード割引後)
ここのお宝は、ヒエロニムス・ボッシュ Hieronymus Boschの『最期の審判』
ネーデルランドの画家ボッシュ(1450年頃- 1516年8月9日)については、あまり伝記が明らかでないそうです。
存命中から高い評価を受け、ヨーロッパ各地からの求めによって多数の作品が制作されたのですが、ほとんどが16世紀の宗教改革運動での偶像破壊のあおりを受けて破壊され、現在では30点ほどしか残っていません。
スペイン王フェリペ二世は熱烈なボッシュファンで、現在10数点ほどのボッシュの作品がスペイン、プラド美術館に収蔵されています。
さて、最後の審判がテーマの絵画には悪鬼の住む地獄の様子が描かれていますが、ボッシュの作品には、魚類や爬虫類、鳥や犬などに、鎧や人間の手足や鼻のパーツをアンバランスに合成した奇妙な怪物たちが登場します。
嫌悪感をもよおすはずの怪物たちですが、じっくり見ると、とぼけた表情に愛嬌があり、その姿は何処かユーモラスで目が離せなくなります。
彼のシュールな怪物たちは、ブリューゲルの版画にも登場していて、ブリューゲルがボッシュに影響を受けたことが分かります。

最期の審判Hieronymus Bosch


これもこの美術館のお宝、ピーテル・パウル・ルーベンスPeter Paul Rubens, 1577年6月28日 - 1640年5月30日)の『ボレアスとオレイテュイア』
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ちょっと画像が小さいけども、サンドロ・ボッティチェッリSandro Botticellielli(1445年3月1日? - 1510年5月17日)の『聖母子』
聖母子


ピーテル・デ・ホーホPieter de Hooch、Hoogh(1629年12月20日 - 1684年)の『家族の肖像』
17世紀、オランダ全盛時代(黄金時代)の風俗画家の一人に数えられ、フェルメールとほぼ同時代を過ごし、その作品に大きな影響を与えたといわれています。
印象的な絵で、ダリオがとても気に入っていました。
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ここの絵画館はリノベーションのためずっと閉館だったのが、今月再オープンされたばかり。

こじんまりとしていて、休憩用のソファもたくさん配置されているし、なによりも空いていて快適でした。


傑作を堪能した後は、すぐ近くの市場ナッシュマルクトへやってきました。
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キノコに栗、秋だね。しかしながら、これまでの国に比べ、お値段は2倍以上。
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Sturm(ストゥルム)を飲んでみました。1ユーロ/杯。
Sturmとはワインになる前の発酵中の濁り酒で、ワインの収穫が始まってからの短い期間、9月~10月しか味わえないもの。
農家の方がトラックに積み込み、市場に売りに来ており、地元の方々が次から次へと購入していきます。
シュワシュワっと勢いよく発酵していて、泡が口の中ではじけます。
ぶどうジュースとワインの中間のような味ですが、発酵中なので味わいはそれぞれ異なります。
美味しかったので、この後2リットルの瓶を一本購入しました。
P9309804_20101005083614.jpg P9309806_20101005083614.jpg


ウィーンは行きたい美術館が目白押し。

ひとつの美術館に入館すると少なくとも4時間は滞在してしまうので、1日2館が限度・・・

ウィーン滞在は結構忙しいです!
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ダリオ&ハニコ

Author:ダリオ&ハニコ
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