Vagabond Shoes

Now we are in Bali, Indonesia. 2009年末から旅に出ました。

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ダハブからカイロへ

すっかりノンビリモードですが、ダイビングでも満足できたし、龍宮城から発つ事にしました。

バスのチケットは前日のうちにSeven Heavenで購入済み。
カイロまでイーストデルタ社の夜行バスで100EGP/名、ダハブからバスターミナルまでの送迎込みです。
自力でバスターミナルまで行き、チケットを購入するともっと安いのですが、面倒くさいのでSeven Heavenのお世話になりました。
P6301770.jpg  P6301772.jpg


バス車内は、座席が狭く、空調のコントロールもいまいち、寒くなったり暑くなったり。

そのうえ夜中まで大音量でエジプト映画を放映し、道中には3回のパスポートチェック、2回のチケットチェックとまったく眠ることができませんでした。。。

テロ対策もあるのでしょうか、シナイ半島は、セキュリティーチェックがとても厳しいことが理由のようです。

そういえばダイビングの際、車でポイントへ移動する時にも、パスポートの提示が必要なチェックポイントが設置されていました。

私たちの滞在したダハブも、数年前爆弾テロがあり、外国人観光客も含め30人が亡くなりました。

テロと言えば、邦人に犠牲者が出た1997年のルクソール事件が、日本では良く知られています。

現在のエジプトは、イスラエルとも国交を開き、西欧と協力する現実的な路線を歩んでいますが、これを快く思わないエジプトのイスラム原理主義者が首謀者だといわれています。

彼らが外国人を標的にする理由は、エジプトの収入を支える観光業に打撃を与えることで、ムバラク政権の財政を揺さぶり、国民の不満を政府に向けさせることを狙いとしています。

イスラム教を国境としているアラブの国なのに、イスラエルと和平している国、エジプト。

『エジプト人を俺達と同じ人種と思わないで欲しい。奴らはウソツキで恥知らずなアラブ人の面汚しだ。』

これは、私たちがエジプトに至るまでに通り抜けてきたイスラーム諸国で耳にした、エジプト人に対しての激しいバッシングです。

このことについて少し書いてみたいと思います。

今でこそ中立路線を歩むエジプトですが、英国の支配下から独立した、第二次大戦後、汎アラブ主義を掲げるナセル大統領の時代は、イスラエルの建国を巡って、英米と対立を深めてゆきます。

英米との関係が冷え、アスワン・ハイ・ダムの建設費用の協力を得られなくなったエジプトは、スエズ運河を国有化というどんでん返しで費用を捻出することを発表します。

(スエズ運河はエジプトと仏国が共同出資した会社によって経営されていたが、財政難のエジプトは英国に株式を売り渡してしまっていました。欲しいものを合法的に手に入れるしたたかな戦略はさすが英国・・・。このとき英国に購入資金を融通したのはロスチャイルド。)

買ったものを一方的に国有化されて、おさまらない英仏は、利権回復を目的に、イスラエルと協力してエジプトに出兵します。

圧倒的な武力でイスラエルがシナイ半島を占領するも、各国との根回しがうまく行っていなかったのか、米ソをはじめとする国際世論を得られずに失敗。英仏はしぶしぶ国連による調停を受け入れ、停戦と相成ります。

のちに第2次中東戦争とよばれることになるこの戦争ですが、引き金となった問題のスエズ運河は、シナイ半島を占領するイスラエルとの軍事国境線となったために長らく閉鎖されることとなります。再び国際運河として船舶が通行できるようになるのは、第4次中東戦が終結し、イスラエルの撤退以降となり、現在までエジプトに管理されることになります。

この戦争によって、ますます高まったアラブの盟主としてのエジプトの名声ですが、もう少し時代が進み、資本主義路線への転換を図るサダト大統領の時代、第4次中東戦争後、米国の仲介でイスラエルとの中東和平を結んだことで、一気に地に落ちます。

複雑な思惑が絡み合うこの辺りの歴史には、まだまだ興味が尽きませんが、とりあえずはここまでとして、またの機会にまとめてみたいと思います。



さて、そんな興味深いスエズ運河を越えてカイロに向かう、わけですが、夜中の移動のために運河を見ることは出来ませんでした。

ダハブから夜行バスに乗ること約8時間、カイロのシナイバスターミナルに無事到着しました。

ここからカイロの中心地、タフリール広場までバスで移動します。

バスを降りるとワラワラと近寄ってくるタクシードライバーをふりきり、このMisr Travelと書いてある高層ビルを目指してテクテク歩きます。
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そろそろバスターミナルがあるはずなのだけれども見当たらない・・・
何人ものエジプト人に道を尋ねたのですが、その親切なことといったらびっくりする程!
道を聞くと『お礼にお金頂戴っ』と言われると聞いていたのですが、そんなことは一切なし。
インド並の覚悟をもってカイロにやってきたので拍子抜けです。
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Misr Travelのビルを越えたところにバスターミナルを発見。
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ここでもどのバスに乗るかわからず、エジプト人に聞きまわり、やっとお目当てのバスを発見。
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運賃は2EGP/名。30分ほどバスに揺られタフリール広場に到着。
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バスが良くなかったのでグッタリの私たち。
なのでタフリール広場からほど近いISMAILIA HOUSE HOTELにチェックイン。
とりあえず1泊だけ泊まってみることにしました。
AC、衛星放送、冷蔵庫、バス、トイレ、野良WIFI付、160EGP/ツイン(180EGPからディスカウント後)
有線LANもあって、3EGP/hです。
P7011792.jpg  P7011793.jpg


部屋からの眺め。
P7011797.jpg


ダハブで同じ宿に滞在していた旅行者が、Safari Hotelに滞在していて、砂漠ツアーの参加者を募っているとのこと。ちょっと話を聞きに訪ねたのですが、ちょうどよい人数となったので、明日決行となりました。

Safari Hotel前のフルーツ屋台。この辺りは下町っぽくていいな~。
P7011802.jpg


カイロも暑い!喉が渇いたのでNasser駅近くのフレッシュジュース屋へ!!
フルーツカクテルを食べてみました、ウマーー。たっぷりのフルーツ入りでまさかの2.5EGP(スモールサイズは2EGP)
お得な感じです。
P7011806.jpg


どこの国もそうですが、甘いもののお店はオジサンでいっぱい。
P7011807.jpg


おじさんグビー。美味さが伝わってくる飲みっぷりです。
P7011809.jpg


アイスクリームも食べみる、3EGP/カップ。マンゴーが濃厚でウマーです。
P7011811.jpg  P7011812.jpg

そんなわけで無事カイロに移動できました。
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