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Now we are in Bali, Indonesia. 2009年末から旅に出ました。

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ルートについて5 国境とビザ

初の陸路国境越えは、中国とベトナム間でした。
旅行者に利用される中越国境にはいくつかのポイントがありますが、バスで越えるものが多かったので、自分で歩いて国境を渡りたかった僕たちは、割とマイナーな東興~Mong Caiを通過しました。

国境の開く早朝、ゲートに行ってみると、そこには既にベトナム側へ渡る中国人の長い行列が出来ていました。
自分達以外には周囲に旅行者らしき人もみえず、その列の最後尾にちんまりと混ざってゲートの空くのを待っている間、彼らの手元から見えたパスポートは、見開き1ページがこの国境の両国間のスタンプで埋まっていました。
そんなに頻繁に往復していることに、まずはびっくりしたのですが、実はもっと頻繁に往来する人はIDカードを持っていて、駅の改札よろしくサッサと国境を越えて行くではありませんか。
その後に訪問した国でも、ローカルが国境を生活の一部として行き来している様子を見ることになるのですが、これまで空港からしか出入国した事のなかった僕たちにとっては、ここでの体験はとても印象深いものになりました。


これまでで、東シナ半島の国々と、インド(ビザの事前取得が必要)を、全て片道のエアチケットか、陸路で入国しましたが、OUTチケットを要求されたのは、日本のエアラインのチェックイン時1度だけでした。
入国管理を業務としない航空会社が、復路か第三国へ抜けるチケット提示を求める理由ですが、旅客が入国できなかった際には、旅客は自前で帰路のチケットを手配する必要がありますが、もしもその旅客に帰路の航空券を用立てするだけの経済力がない場合、乗せて来たエアラインの責任で送り返さねばならないというルールがあるようです。
日本の航空会社が片道の利用客を嫌がるのはこれが理由といわれています。


結局、建前上は航空券の提示が必要ですが、実際にはほぼ要求されない場合がほとんどで、また、その点を追求されたとしても、自分の通るルートと行動予定を相手に伝えて納得させることが出来れば、入国できました。
ただ、地域情勢によって変わるものなので最新の情報を仕入れる必要があると思います。


~~~~~~~~
さて、これまで真面目で説明チックな文書でしたが、ここから先は堅い話は抜きにして、旅の記録をちょこちょこつぶやくような内容にしたいと思います。
擬音語が多用される、オバカな内容になるかも知れませんが、リアルタイムだということでどうぞ堪忍してやって下さい。

また、自分達の主観に基づいた内容、発言になっていますので、ご覧になった人によっては気分を害することもあるかも知れません。
そんなときは、世の中にはそんなアホウな考えの奴もいるのだなー、ホホ~ゥ。という程度にご参考頂ければこれ幸いです。

表記した情報については、出来るだけ正確にあるように努力していますが、間違っていたらゴメンナサイ!!

以上、そんな我々ですが、励ましのコメントでもポチっと入れてやれば、大変喜びます。
優しい方、奇特な方、突っ込みを入れたい方、どうぞお付き合いよろしくお願いしま~す。
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ルートについて4 国境とビザ

入国に際して査証が必要であることは、前回の通りです。
が、査証は必要条件というだけで、入国に当たっては、担当官の心証(というか、担当官の気分次第)によっては難癖を付けられたり、場合によっては入国許可がもらえないといったこともあるようです。
僕たちは幸い、そんな状況に出くわすこともなくこれまでやってきましたが・・・。


入国に際して、担当官の関心を占めている事柄は、
「ほんでアンタ、いつ帰るん?」という事ではないかと思います。

その旅行者がいつ帰るのかを担保する最も確実なのものは、復路の航空券です。
イギリスは特に厳しく、飛行機への搭乗直前にも復路の航空券の提示が求められました。
多くの国の、日本国の旅券保持者に対する査証免除の要件には、復路の航空券を所持していること、という項目が明記されていることが多く、片道の航空券では、建前上入国できないことになります。


陸路INの場合でも出口チケットがいるのだろうか?
この点は、陸路で国境を越えたことのなかった僕達には、謎でした。
世界一周航空券を利用する場合、日本へ戻るチケットがあるのでこの点の心配は不要です。

帰りのチケットを持たないまま陸路の越えた場合はどうなのか、わからないまま、とにかく行ってみようというブッツケ本番で、最初のボーダー、中国~ベトナム間をドキドキしながら越えたのですが、結論から言えば、あっけないほど簡単でした。

つづく

ルートについて3 国境とビザ

ビザは外国へ入国する際に必ず求められるものですが、経済交流を活性化させたいなどという両国間の思惑が一致すれば、相互に査証を免除することで障壁をなくし、移動がしやすくなります。
逆に両国間の関係が悪くなれば、その国へ渡航できなくなったり、査証を発行してもらうまで長い時間がかかったりします。

今回、いくつもの国を回るにあたって、ビザの要件を調べていると、日本旅券の保持者が、査証免除で出入りできる国は大変多い事に気がつきました。中国のパスポートでは、日本よりも査証免除で出入りできる国はもっと少ないです。
そのときは、ふーん、と言う程度の理解でそれ以上深く考えなかったのですが、今回の旅で在外中国人達の人数と、華僑達のネットワークと血縁関係で成り立つビジネスモデル、深夜遅くまで異国の地で逞しく商売をしている彼らの姿に圧倒されるに従い、あれだけ沢山の、しかも労働意欲の高い国民を大量に受け入れたらどうなるか・・・、このビザの話に、成る程!と合点がいきました。


世界には賃金水準が低い労働力があり、彼らは他国への出稼ぎに出ています。
受け入れ国側の企業としては、低コストで雇用できる外国人労働者は魅力的な存在ですが、当局としては無制限に受け入れると、自国の労働者の雇用が失われたり、不法滞在者が増加することで、税収の低下や社会不安を招くことにもなりかねず、一定の制限をかけたい思惑があります。
同様の理由で、アメリカとメキシコの国境には延々とフェンスが続いているし、ジブラルタル海峡ではアフリカ系の人々が簡素な船で死を覚悟してイベリア半島へ渡るのです。
ビザのシステムは、こんな政治的なバランスの上で成り立っているのです。


では、なぜ日本のパスポートはビザの事前取得が要らない国が多いのでしょうか?

先程と逆のケースを考えてみたらどうでしょうか。
自国に定職があり、買い物や観光で外貨を落としてくれる旅行者は、数日から数週間で帰国するので、とてもウェルカムな存在なのです。
これって、日本人の典型ですよね。だからどこでも歓迎されるのだと思います。

しかし、各国に入国しやすい日本人の偽造パスポートを利用して、アジア人労働者が不法入国するケースが増えているためか、日本人でもチェックを受けることもあります。
こざっぱりした身なりをしていれば問題ないと思いますが、長期旅行をしていると、日焼けした顔が現地調達した衣装に馴染んで、だんだんと怪しい風体になり、一体どこの国籍の人か不明な旅行者を見かけます。
かく言う僕自身もそうですが、こうなると目を付けられやすいのかもしれません。
特にインドでは、そんな白人を沢山見かけました。
彼らはけっこうなりきりを楽しんでいます。日本のアニメのコスプレがフランスで人気だというのも、なんとなくうなずける気がしました。


僕が係官に呼び止められたのは、今のところ2度、しかも空港ではなく、両方とも鉄道駅でした。
1回目は誰でも入ることの出来る広州駅の切符売り場、2度目はコロンボのFort駅でした。
内戦終結して間もないコロンボは、ライフルを持った警官が街のそこかしこにおり、鉄道駅でパスポート提示を求められても仕方ないかなと思ったのですが、広州はどうしてだ!?
中国人から見ても怪しく見えたのだろうか・・・?


つづく

ルートについて2 国境とビザ

今回の旅でやってみたいことの1つは、陸の国境線を徒歩で越えることでした。
島国の日本に生まれた私たちは、あまり実感する機会の少ないことですが、世界のほとんどの国は、陸の国境を持っています。
両国間の関係によって、緊張の国境あり、和やかな国境ありと、実に様々な国境を見てみたいと思ったからです。


国境通過できるかどうかは、ボーダーの両国の関係と、旅行者の属している国との関係、旅行者の過去の訪問地域や、出国航空券の有無によって状況は変化します。
例えば、EU加盟国でシェンゲン協定を結んでいる二国間の移動は、パスポートコントロールがありません。
しかし、EU加盟国ではあっても、シェンゲン協定に参加していないイギリスやスイスの出入国の際には、査証が押されます。

別の例では、アメリカでは、イランやパキスタン、ミャンマーなどへの渡航歴の多い者には、別室での尋問がなされる事があるようです。
また、イスラエルはその成立時から周辺のイスラム教国との対立が続いている国家で、現在も戦争状態(一時休戦中)にあります。そのため、イスラエル国籍の人間はもちろんのこと、同国に入国歴のある外国人も、イスラム教を国教とするいくつかの国家から入国を拒否されてしまいます。
回る順番を間違うと、訪問できない国ができてしまうので、良く考えてルートを立てる必要があります。
逆に、イスラエル入国の際には、シリアやイランなどの国の査証が旅券にある場合、手続きに何時間も時間をかけられるという嫌がらせを受けたりということがあるようです。

旅行者にとって悩ましいイスラエルのスタンプですが、パスポートに査証を押されることなく通過できるポイントがあります。イスラエルとヨルダンを結ぶ橋なのですが、どうしてその場所では旅券に査証が押されないのか、それはその場所の歴史を知ることでわかります。面白いので、また別の機会に書いてみたいと思います。

それにしても、僕たちの予定している西回りルートでは、イスラエルもアメリカも中東訪問後になるので、面倒くさいことになりそうです。やれやれ・・・。


つづく

ルートについて1

旅のルートは、西回りということが決まっているだけで、他には何も制約がありません。

アレ??
単純にいうと、行き当たりばったり?


旅行者に良く利用されているチケットでは、世界一周航空券が有名です。
このチケットは、航空会社のアライアンスが発行しているもので、いくつかのルールはあるものの、お得な値段で複数の地域を訪問できるチケットです。日本のエアラインが参加しているのは、One WorldとStar Allianceで、Yクラスなら30万円。C、Fクラスでもそれぞれ60万、90万円程度で販売されています。

決まったチケットがあると入出国に際して色々聞かれることもなくスムーズだし、移動もひとっ飛びするだけでとても楽なのだけれど、バックパッカーの経験がなく、それぞれの場所にどれだけ時間がかかるか自分達のペースも判らない僕たちは、チケットのことを気にするよりは、そのつど手配する方が向いていそうだったので、今回は世界一周航空券は使わずに出かけました。


移動は主にバスや鉄道などの陸路と、LCCを利用しています。
日本の保護された環境ではイメージしにくいことですが、諸外国では、LCC(Low Cost Carrier)と総称される新興のエアラインによって、バスに乗るような値段で飛行機が運航されています。

LCCは、その名の示す低価格実現のために、コスト削減が徹底されていて、飲み物や毛布などの機内サービスはすべて有料で、離着陸料の安い空港(たいていが辺鄙な場所にある)を利用していたり、重い荷物は別途手数料が必要だったり、空席状況によって価格が変動するなど、使うにはコツが要りますが、決して安かろう悪かろうと言うわけではなく、僕たちには必要十分に感じられました。

最も気になる安全性についてですが、下手な国のフラッグキャリアよりも新しい機体が使われており、さらに同一の機体導入することで、整備士の熟練が進み、整備にかかる時間とコストの圧縮の両立もはかれているようです。
ノウハウについても、フラッグキャリアが子会社としてLCCを運行しているケースもあり、この点でもなんら劣る訳では有りません。

ただし、全てのLCCが素晴らしいかと言うと残念ながらそうではなく、とんでもなくディレイした挙句に、結局飛ばなかったり、それだけならまだしも、墜落事故を起こすなどといったお粗末なエアラインもあり、利用者側が選別する必要があると思います。

現在までで利用したLCCは、日本でも関空に乗り入れてしているAir Asia、SharjaをハブにするAir Arabiaです。
これらのネットワークをみると、つくづく日本は21世紀に入っても極東の島国だと感じざるを得ません。
羽田だ、成田だ。伊丹だ、いや関空だなどと言っている場合ではなく、目を向けるべき相手は、お隣韓国の仁川空港だし、マレーシアKLIAだと思います。
せっかくの素晴らしい文化を持っていても、現状では外国人にとっては旅をしやすい環境とは言えず、
世界に向けて環境を整備しないと、発展するアジアの枠の外にさえ、日本は置いていかれてしまうように感じました。


つづく

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ダリオ&ハニコ

Author:ダリオ&ハニコ
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